プラセンタの種類 豚・馬などの動物

サプリメントや化粧品などに配合されるプラセンタには、豚や馬、羊など動物由来のプラセンタが使用されています。現在の薬事法では、サプリメントや化粧品にヒトプラセンタを使用する事ができません。手軽にアンチエイジングのためにプラセンタを活用するには、やはりプラセンタサプリメントが本命となりますが、それぞれの違い等どの種類のプラセンタが良いのか考えてみます。

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豚プラセンタ

プラセンタの中でも一番知名度が高いのは、豚プラセンタではないでしょうか？サプリメントや化粧品に使用されているプラセンタは、豚プラセンタが多いためと考えられますが、人気の高いのも確かです。生物学的に見て、人間に遺伝子的に近い生物であるという情報も見かけますが・・。何より、豚は1年に2度出産し、1度の出産で約10頭の子豚を産む多胎妊娠であるため、原料の確保が比較的容易であることも特徴と言えます。また飼育の過程で、通常は病気予防のためのワクチン接種がなされますが、豚の体内に蓄積された薬剤の危険性もサプリメント選びの際には重視すべきポイントです。この点に関しては、厳格な基準の元、抗生物質を投与せずに育てられた「SPF豚」を原料に使用している商品を選ぶと安心です。

馬プラセンタ

プラセンタの中でも今最も注目を集めているのは、馬プラセンタです。その理由は、何と言ってもその成分の違いにあります。一番よく使われている豚のプラセンタに比べ、馬プラセンタはアミノ酸含有量が多く、必須アミノ酸についても豚プラセンタに含まれていない6種が含まれています（下記まとめも参照ください）。また成分だけでなく、馬自体が病気にかかりにくい動物であるため、予防のための薬剤投与が少ないという点で安全性が高いという事も注目を集めている要因と言えます。しかしながら、馬は1年に1度、1頭しか出産しないために、豚プラセンタに比べるとどうしてもコストが高くなります。お手軽な価格だから馬ではなく豚プラセンタを選ぶ方も多いかもしれません。

羊プラセンタ

種類は少ないですが、羊のプラセンタを使用したサプリメントも存在しています。アンチエイジング先進国のスイスでは、羊と人間の相性の良さを論理づける研究が進んでおり、「医療用動物」として飼育されたニュージーランドの羊を原料にしたサプリメントが製造されており、日本でも購入する事が可能です。ただし、2013年6月に発表されたJHFA（公益財団法人 日本健康・栄養食品協会）の規格によれば、羊プラセンタは規格外となっています。豚や馬はJHFA規格に含まれていますが、偶蹄目反芻類（ぐうていもくはんすうるい：牛、羊、鹿、キリンなど）の動物は、羊のスクレイピー（BSEの元となる病気）や牛のプリオン病など感染症の問題があることを理由に除外されています。

動物由来プラセンタのまとめ

「結局、豚VS馬、どっちが効果あるの？」ソコですよね。
私の個人的な結論としては、馬プラセンタに軍配をあげます。
「馬の方が豚より高栄養価だから！」というのがその理由ではなく、結局は実際飲んで効果を感じたから。

というのも、豚より馬の方がアミノ酸含有量が多いとしても、「296倍」や「1.2倍」はたまた「含有量はほぼ同じ」等、各メーカーによってその数字が異なっているため、一概に「どちらが」とは言えないと考えているためです。

また、プラセンタの摂取による嬉しい効果には豊富なアミノ酸だけではなく、成長因子（EGFやHGFなど）や核酸も大きな役割を果たしています。それにも関わらずアミノ酸量だけで豚プラセンタと馬プラセンタを比較するのは、あまりにも安直ではないでしょうか？実際、豚プラセンタが今も継続して売れている事を考えれば、馬より豚を選ばれている方もいるという事です。

健康や美容、アンチエイジングの為にプラセンタを取り入れたのに、逆に健康被害に遭っては元も子もありません。安全性の高い加熱処理済みの豚胎盤または馬胎盤を使用したサプリメントの中から、ご自分の身体と相性が良い物を見つける事をおすすめします。お得なお試しサイズを販売しているメーカーも多いので、色々と試してみるのも良いかもしれません。コスパ命・ズボラ美容派な私は「プラセンタEX」を選びました。